ひな祭りと桃の節句の由来について

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美しく並んだお雛様は、家族みんなを優しい気持ちにしてくれます。そんな雛人形をみて、「ひな祭り」や「桃の節句」と言ったりと、同じことでも言い方が違うのはなんか不思議ですよね。

今回は、ひな祭りや桃の節句、という言葉の由来についてご紹介します。

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「ひな」という言葉の由来は?

「ひな・ひいな」とは元々「小さくて可愛いもの」という意味。
そういえば、鳥のひな、ひな菊…みんな小さくて可愛いものばかりですね。
女の子の名前で「ひなちゃん」や「ひなこちゃん」が人気なのも納得です。
平安時代に女の子が遊んでいた小さなお人形も「ひな・ひいな」と呼ばれました。
もちろん人形ごっこは「ひいな遊び」。
『源氏物語』の中にも、「雛(ひいな)など、わざと屋(や)ども作りつづけて、もろともに遊びつつ…」、つまり、光源氏が人形の家を作ってお姫さまと遊んでやった、なんてシーンがあるんですよ。

京都府にある市比賣(いちひめ)神社では、3月3日のひな祭りに、その頃の衣装を着た人たちによる「ひと雛」が見られます。
「2013 3 3 市比売神社・ひな祭り」

「ひいな遊び」から「ひな祭り」へ

もともとお祝いとは関係のなかった「ひいな遊び」ですが、少しずつ「ひな祭り」へと変化していきます。

まず、古くから3月に行なわれていた、人形を使ったおはらいの儀式と合体。
そして、5月の節句には男の子のお祭りがあるので、3月の節句には「ひいな」で女の子のお祭りをしましょう、となりました。
現在のひな祭りの形になったのは今から400年ほど前だと言われています。

「桃の節句」の由来

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ところで、ひな祭りのことを「桃の節句」とも言いますね。
もちろん、旧暦のひな祭りの頃に桃が満開になるからですが、実は桃はとても縁起の良い木だとされているんです。
桃の木で作った道具は魔除けになり、花は良縁を呼び、実は不良長寿の薬になるのだとか。
そう、まさに女の子のお祝いにぴったりの花なんです。

今度桃の花を見かけたら、そんな話もしてあげたいですね。
ひなちゃん、ほら、きれいな桃の花!
桃を食べるといつまでも元気でいられるんだよ。
「…あのぅ、あれ、桜ですけど」。
はい、私みたいな恥ずかしい経験をしないために(笑)、梅と桜と桃の違いを覚えましょう

:1月下旬から咲く。花びらの先は丸い。枝に沿って咲く。幹がゴツゴツしている。

:4月に咲く。花びらの先は割れている。花の首が長く枝から垂れて咲く。幹はつるっとした感じ。

:4月に咲く。花びらの先はとがっている。枝に沿って咲くが梅よりも花がびっしりつく。


迷った時は、花びらの先と、花のつき方を見ればOKなわけですね!

満開の桃の下で、ドールハウスを作り、人形遊びをしていた女の子たち。
ひな祭りや桃の節句の由来を知ると、1つ1つのお雛様がいっそう愛しく思えますね。

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