端午の節句とは?子供向けに簡単に説明してみよう!
5月5日の背比べ♪こどもの日に祝う「端午の節句」ちまきたべて、お料理を用意して、きちんとお祝いしなきゃ・・・と思う人は多いはず。だけど端午の節句っていったい何?子供に聞かれたらどう答える?と考えちゃう人もいるはず。端午の節句について、子供向けに分かりやすくご紹介しますね。
1、端午の節句とは?~大人向け~
端午の「端」という字は一番最初という意味、「午」は「五」と読み方が同じことから「5月5日」になったといわれています。(初めは月の初めの5日という意味で5月に限ったものではなかったそうです。ただ奇数がおめでたい数字とされていたため、奇数が重なるのはおめでたいという意味から「5月5日」になったという説もあります。)また節句とは季節の折り目を指し、神様に備える食べ物という意味でしたが、やがては年中行事を指す言葉となりました。起源は古代中国だといわれています。
ちなみに日本で「5月5日」の端午の節句の日が「こどもの日」とされたのは祝日法が公布され、施行された1948年のことです。
2、端午の節句とは?子供向けに分かりやすく紹介
まず、端午の節句の歴史とはだいぶ昔、中国という大きな国から日本に入ってきたんだ。まず日本では将軍家が跡継ぎになる男の子が生まれたお祝いをするようになり、それを知ったお侍さんも普通の住民も順番に男の子の誕生をおいわいするようになったんだ。それが端午の節句の始まりだよ。端午という言葉の「端」という言葉は「はじめ」という意味があり、「午」というのは数字の「五」と読み方が同じということで「つきのはじめの5日」という意味があるんだよ。奇数の日がとても縁起がよいとされていて「5月5日」が端午の節句になったんだ。
3、端午の節句のことが分かるよ!質問&答え
子供から素朴な質問になんて答えたらいいのかな??ということはよくありますね。端午の節句の節句で質問されそうなことについて、子供に分かりやすく説明する方法についてまとめておきます。
◎男の子の兄弟の場合それぞれに人形を買ってくれるの?
答え;一人ひとりの健やかな成長を願って祝うものだから、それぞれに五月人形を買ってもらえるよ。ただし部屋のスペースが少ないなど事情がある場合は次男、三男などには金太郎や桃太郎などの人形を贈ってもらうという手もあるよ。
◎お父さんがお父さんの五月人形を僕にくれるんだって。それっていいこと?
答え;一人ひとりの厄をはらってくれるものだから、お父さんの人形は僕には回せないよ。あたらしい人形が必要になるんだ・・・。
◎端午の節句が男の子の節句なのに、なぜ「こどもの日」になったの?
答え;こどもの日は端午の節句であるのと同時に、こどもの個性を大事にしてこどもの幸せを願うのと同時に、母に感謝する日だとされているからだよ。子供の成長を願うのと同時に親に感謝する日でもあったんだね。
◎端午の節句に菖蒲湯に入るのはどうして?
江戸時代という昔の時代、お侍さんが子供の成長を願って武道、武勇を大事にするという意味の尚武という言葉から菖蒲を連想して厄払いのために菖蒲湯に入るようになったといわれているよ。
端午の節句 花菖蒲
菖蒲の花ってとても素敵ですね・・・。このお花のお風呂に入るのって気持ちよさそうですね。
◎端午の節句にお祝いをもらったよ。お返しは必要なの?
答え;基本的には必要はないよ。ただうまれてはじめての節句(初節句)のときに高いお祝いをもらった場合はお礼のお手紙とともに、お菓子や日用品などをお返しするのよ。
端午の節句について分かりやすく子供向けにご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?お子さんと一緒に端午の節句についていろいろとお話してみるのも楽しいかもしれませんね。